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【書籍「脳を鍛えるには運動しかない」レビュー】 運動が脳に効果をもたらす、という事実が理解できる本

こんな素晴らしい本があるなんて知りませんでした。

2009年に発刊されています。

 

私もこれまで、なぜ運動が好きな方は、賢くて、自信に溢れた魅力的な人が多いのかな、と漠然と疑問に思っていました。

だから、なんとなく、子供には運動をたくさんして欲しい、と思い育ててきました。

ですがこの本を読んで、やはり運動は素晴らしいものだ、と自信を持って子供にも勧めることができるようになりました。

皆さんも是非手に取って読んで頂きたいです。

こんな方におすすめ

  • 賢くなるのに、運動は必要ない、と思われている方。
  • 勉強以外に、脳を鍛える方法を探している方。

著者

著者:John J. Ratey

1948年4月7日生まれ。ハーバード大学医学部の教授。

 

簡単な内容紹介

運動が、脳にもたらす効果について、科学的な根拠を下に解説しています。

いわゆる、単なる賢さだけでなく、その人の性格にまで運動がいい影響を及ぼす、ということについて、徹底的に解説しています。

以下簡単に、記載させて頂きます。

簡単な内容

1.運動の効果とは(3つ)

2.頭脳に効く運動

3.運動がなぜ頭脳によいのか

運動の効果とは(3つ)

ずばりこの3つと言えます。

1.知能向上

2.集中力向上

3.精神面の安定

1.知能向上

運動をすると、BDNF(brain derived neurotrophic factor; 脳由来神経栄養因子)というモノが生成される為。

BDNFは、神経細胞の生存維持、神経突起の伸長促進、神経伝達物質の合成促進などの作用を示す物質。

つまり、脳にとってとっても大切な栄養のようなモノ。

栄養があれば、育ちますよね。

2.集中力向上

運動をすると、血流が上がり前頭葉を刺激する為。

前頭葉では、思考、記憶、言語、感情をコントロールしているといわれています。

運動をすることで、脳内の血流が増え酸素が多く取り込まれることで、前頭葉が刺激されます。

その結果、集中力が向上します。

3.精神面の安定

自律神経が整う為。

自律神経とは、その名の通り意思とは関係なく働く神経です。(呼吸・体温調節など)

自律神経は、交感神経(活動/オンの状態)と副交感神経(休憩/オフの状態)から構成されていります。

よく言われますが、自律神経を安定させる(オンとオフの切り替えがはっきりしている)ことが精神面には非常に重要といわれています。

そんな自律神経ですが、整える為には、運動がとても効くそうです。

頭脳に効く運動

ずばり、有酸素運動だそうです。(無酸素運動もいいそうですが、よりいいのは有酸素運動だそうです。)

有酸素運動とは、走ったり、自転車をしたり、泳いだり、といった運動ですね。

これがやはり効くそうです。

これを自分ができる範囲で続けることが、とても頭にも言いそうです。

運動がなぜ頭にいいのか

人間はもともと動く生き物だから、だそうです。

そもそも人間は、数百万年前から、つい数百年前まで、狩猟や採集といった、体を動かすことを中心に生活をしてきました。

つまり、数百万年をかけて、今の体の構造になったという事実があります。

そして、ここ数十年で、生活様式ががらりと変わり、今のようなほとんど運動をしなくても、生きていける生活様式へと急激にシフトしました。

なので、体の構造は、”体を動かすこと”に最適化されている状態のままであり、現代の生活様式に最適化はされていない状態なんですね。

だから、体を動かすことが、人間の体だけでなく、脳にもよい効果があるというのは、当然のことなんだそうです。

まとめ

1.運動の効果とは(3つ)

知能向上、集中力向上、精神の安定

2.頭脳に効く運動

有酸素運動

3.運動がなぜ頭脳によいのか

人間は動く生き物だから

最後に

いかがでしたでしょうか。

皆さんも体がむずむずしてきたことだと思います。

 

お子さんが楽しく外で運動している時に、「勉強させなきゃ」と焦る必要はなくなりそうですよね。

運動している間も、子供の脳はフル活動しており、決して無駄な時間ではありません。

知能、集中力向上に繋がります。

運動をたくさんして、勉強も集中してできれば、最高ですよね。

 

早速、明日から外でどんな運動をするか考えましょう!!

どうも、アウトドアパパでした!

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